Tomoyuki Hirose Journal

#新卒で社会起業家に挑戦中

カンボジア滞在記その①自分らしく生きるということ、それは

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こんにちは!廣瀬智之です。

 

いつも応援していただき、ありがとうございます。

 

今回の記事はカンボジア滞在記第1弾

 

 

プノンペンで教育事業をされている「FLY HIGH」の 

創設者でもある石原舞(まいまい)さんを取材させていただい時のことを書こうと思います。

 

 

 

僕らはいつも

 

「なんのために」とか、「どういった目的で」といった

 

たくさんの理由を求められてきた気がする

 

考えれば考えるほど、間違っているような気がして

 

どんどん足が動かなくなった

 

失敗が怖くなった

 

だけどほんとは、もっとシンプルでいいのかもしれない

 

“好きだから”という想いは

 

心が素直に反応している証

 

そんなかけがえのない声に

 

もっと耳を傾けてもいいと思う

 

素直に生きることが、いちばん人を輝かせると信じて———

 

 

「45キロのトランポリンを担いで、13カ国を旅した女性」

 

まいまいは、2014年6月から8月まで、

トランポリンを担いで旅をしていた。

 

それも45キロのトランポリンと、バックパックを背負って。

 

侍の着物をもっていったり、サッカーボールを持って行ったりと

旅にもいろんな形があるけれど、

 

「トランポリン」を担いで旅をするなんて初めて聞いた。

 

誰しもまず頭に浮かぶ質問だろう

「なぜトランポリン??」

という疑問

 

まいまいの答えはとてもシンプルだった

 

「トランポリンはたくさんの人を笑顔にできるんだよ」

 

そう答えるまいまいは、とても笑顔で

そして真っすぐ僕を見てくれた

 

「トランポリンを村で組み立てるとね、はじめはみんな怪しげな表情でみつめんの。でもさ、誰かが勇気出して飛び始めたとたん、めちゃくちゃ素敵な笑顔を浮かべるんだよ」

 

 

僕は次の日FLY HIGHの活動に連れて行っていただいた。

  

その日は月に数度の、村でのトランポリン体験

 

FLY HIGHは、トランポリンやダンスなどのレッスンを

プノンペン市内で取り組む傍ら

 貧困層を対象に、月に数度トランポリン体験教室を開いている

 

僕達がその日訪れたのは、市内からトゥクトゥクで30分ほどの 

カンボジアでは少数派のムスリムが暮らす村だ

 

 

到着し、トランポリンを組み立てると 

さっそく子どもたちが集まってくる

 

f:id:wakuwakutomo:20160302192846j:plainもの不思議気に見つめる子どもたち

 

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これは一体なんだろう

 

そんな感情が伝わってくる

 

「はーい!じゃあトランポリン体験を始めまーす!順番にひとりずつ乗ってね」

 

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子どもたちにルールを教えるまいまい

 

そして、子どもたちがトランポリンを跳んだ

 

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なんといえばいいんだろう

 

わっと溢れ出てくるような、そんな自然な笑顔

 

トランポリンを跳んでいる子が笑って

 

それを見てる子どもたちが笑って

 

僕らも笑顔になる

 

 

「この瞬間がたまらなく好きなの!!」

 

まいまいが誰よりも幸せそうに

そういったのを覚えている

 

そして、もうひとり

 

優しい笑顔を見せていた人

 

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子どもたちが楽しむ様子をあたたかく

 

幸せそうに見守っていたおっちゃん

 

“笑顔は笑顔を生む”

 

まいまいのトランポリンはまぎれもなく

 

そんな連鎖を生んでいた。

 

 

「なんでこの活動をやってるんですか?」

 

改めてまいまいに聞いてみた。

 

「人を笑顔にしたいからだよ」

 

そしてこう続けた

 

 「笑顔は人を幸せにできるから」

 

その理由はとてもシンプルだった

 

想いはとてもまっすぐで

 

自分の心に素直に生きていることが伝わってきた。

 

 

「人を笑顔にしたい」

 

それで何になるの?と思う人もいるかもしれない

 

だけどまいまいは、自分の心に素直に

 

一歩ずつ歩んできた

 

時に批判されることがあっても

 

真っすぐに 、自分を信じた

 

その想いが今たくさんの笑顔を生んでいる

 

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大人になれば大人になるほど

たくさんの経験をする

 

たくさんの失敗をする

 

一歩踏み出すのが怖くなって

挑戦することを避けてしまう

 

だけど失敗をするというリスクは

 

「あの時もっとこうしておけばよかった」

 

「本当はこんな人生を送りたかった」

 

と後悔するリスクよりも、はるかにちっぽけかもしれない

 

 

 

自分らしく生きるということ

 

それは難しくて、苦しいこと

 

自分らしく生きること

 

それはたくさんの壁にぶち当たること

 

 

だけど

 

それはあなただけが歩める

 

あなたを一番輝かせてくれるもの

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

FLY HIGH取材記事もお読みください! 

www.ganas.or.jp

 

 

 

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【廣瀬智之】

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1995年2月27日生まれ、滋賀県出身。大学1年時にカンボジアへ渡航し、日本にはない価値観や文化、また人のやさしさを体感。戦争や貧困、地球温暖化に異常気象など数えきれないほどの課題を抱える中で、まず大切なことは、“相手の気持ちに寄り添える心”を広めることだと気づき、自分の体験を写真や講演を通して人に届ける活動を開始。異文化や価値観を知ることで、世界が広がり、ひいては他人を受け入れる心に繋がると考え、東南アジアを中心に、「文化」や「幸せとは」といったテーマを掲げ、取材、執筆、撮影に取り組む。

 

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