道なき道をひたすら信じて進め
シェムリアップ、農村地区にて
「みなさんも会いたい人がいたら、会いに行ってください。意外と会えるものですよ」
この言葉が脳裏に焼き付いて離れない。
高校1年のときに彼と出会った。
彼はもう僕のことなんて覚えていないだろう
だけど彼の言葉は確実に今の僕を形成してくれている。
ご報告
6月から約6か月間、フィジーに行かせていただきます。
その後周辺国の取材をし、日本には年末に帰国する予定です。
「フィジーに行かなければならない」
本を読み終えた瞬間に、直感的にそう感じた。
本のタイトルは、『世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論』
フィジーは「世界幸福度ランキング」で2度も一位に輝いた、いわば幸福先進国。
本の著者である、永崎さんは100カ国以上を旅し、
唯一日本よりも住みたいと感じたのがフィジーだったという。
その後フィジーに移住し、約9年間にも及ぶ体験から
フィジー人の幸福習慣を本にまとめられた。
本を読み終えた10分後には、永崎さんにメッセージを送っていた。
初めまして、廣瀬智之と申します!
本を読ませていただきました。非常に面白かったです!!
私事ですが、将来フォトジャーナリストになることを目指しおり、写真を通して日本人を幸せにしたいと考えています。ですので、是非ともフィジーで写真を撮りたいと強く思いました!
フィジーのお話をより深くお聞きしたいのですが、もし、お時間あればどこかで会っていただけないでしょうか??
いきなりで、大変失礼かと思いますがよろしくお願いします。
廣瀬智之
運よく永崎さんは一時帰国されており、次の週にはお会いし
ganasの記者として取材をさせていただいた。
フィジーが“世界一幸せな国”の理由を考えてみた、「共有」「テキトー」「今」「つながり」の4つがキーワード? - ganas 開発メディア
(記事を読んでいただければ、大まかな要点はわかります。)
・ケレケレという、他人のものも自分のものもシェアする習慣がある
・レジでお金が足りないと、後ろのおばちゃんが出してくれる
・物乞いにお金を借りてでも寄付をする
・オレオレ詐欺にわざと引っかかる
など、フィジーには驚くほどの
助け合いの文化や、人との繋がりが根付いているらしい
フィジーの人たちの暮らしを写真におさめて
多くの人に伝えたい
永崎さんとお会いした直後には、フィジーに行くことを決めていた。
報道写真に関心を持つようになって1年
「途上国の人の力になりたい。
だけど日本の人たちにも力になりたい。」
そう考えていた僕は、日本と途上国を繋げるような仕事がしたいと考えていた。
そんなときに出逢ったのが、フォトジャーナリストという仕事
フォトジャーナリスト 安田菜津紀さんを知り、
購入した『アジア×カメラ 正解のない旅へ』という本
その冒頭でこんな文が書かれていた。
人々の「日常」を切り取ることで、その写真を見る人の「日常」を揺さぶろうとする。
そして、「決定的瞬間」を追い求めるのではなく、写真には写らない「想い」を伝えようとする
この文を読んだときに、自分の探し求めていたものとやっと出逢えたような
そんな喜びを感じた。
フィジーの人たちの暮らしは
きっと先進国でくらす僕達に、大切なメッセージを伝えてくれる
先進国で育った僕達が感じれないこと、
忘れてしまったものがきっと多くある。
そんな大切のカケラひとつひとつを持って帰って
多くの人たちに伝えていきたい。
これから少しずつ
取材の地域は広がっていくだろう
助けを求める人たちの声を届けるときに
「かわいそうな国があるんだね」
「日本に生まれてよかった」
で終わらせないために。
フィジーの助け合いの文化や人とのつながりが
助けを求める人への、救いの一歩を作れると信じて
半年間一生懸命頑張ってきます。
フィジーで撮影した写真や、体験記事は
特設サイトでアップしていく予定です!
ぜひ応戦よろしくお願いします^^
最後までお読みいただきありがとうございました!
【カンボジア写真展 大切はあなたと共に】
5月1日(日) 14:00~ 路上ライブ&写真展 京都鴨川(三条京阪付近)
5月21日(土)13:00~ 京都 士心にて
5月28日(土) 京都市下京区青少年活動センターにて
写真展に関するご質問は(tomoyukihirose1234@gmail.com)まで